洋服好きなら一度は悩んだことがあるであろう収納問題。
- 洋服が多いのに収納スペースが狭い
- 洋服にハンガーの跡が付いてしまう
- 洋服が滑って落ちる など
安くてトレンドの服がたくさん欲しいと思っていた20代前半の頃は、ハンガーに全くこだわっていませんでした。
質の良い洋服を長く着たいと思うようになってからはハンガーにもこだわるようになり、これらの悩みは一気に解決しました。
もっと早く変えておけばよかったと後悔…
洋服は着てる時間よりハンガーにかけている時間の方が長いので、ハンガー選びはとても重要です。
そこで今回は洋服好きの私が愛用している推しハンガーをご紹介します。
愛用ハンガー
私が愛用しているハンガーは2種類です。
- MAWAハンガー エコノミック40(シルバー)
- スラックスハンガー
MAWAハンガー エコノミック40
滑らないでおなじみの『MAWAハンガー』は、ドイツ製のハンガーでいろんな種類やサイズがあります。
私はトップス類のハンガーをエコノミック40のシルバーで統一しています。
\滑らないおすすめハンガー/
エコノミックシリーズは、丸いフォルムと厚さ1cmのスリムなデザインが特徴的です。
いろんなブランドで似た形のハンガーが販売されていますが、私はダントツでMAWAハンガーがおすすめです。
5年以上愛用しています
公式サイト以外でも購入可能!
スラックスハンガー
ボトムスはまとめてかけられる『スラックスハンガー』を使っています。
ハンガーのバーが片側だけ外れる仕様になっているので収納しやすく取り出しやすい優れものです。
私はこのスラックスハンガーを3年以上愛用していますが、MAWAハンガーと同じくらいおすすめです。
MAWAハンガーのおすすめポイント
愛用歴5年以上の私が思うMAWAハンガーの推しポイントを7つご紹介します。
洋服が滑って落ちない
MAWAハンガーの推しポイント1つ目は、洋服が滑って落ちないことです。
私が愛用しているエコノミックシリーズはフック部分以外がポリ塩化ビニル樹脂でコーティングされています。
ハンガー全体が洋服をしっかりキャッチするため滑って落ちることがありません。
以前使っていたプラスチックハンガーは滑りやすいアセテートのシャツや首の開きが広い洋服だとすぐに落ちてしまいかなりストレスでした。
MAWAハンガーに変えてからは洋服が滑って落ちることがなくなり超快適です!
たくさん掛けれる
MAWAハンガーの推しポイント2つ目は、たくさん掛けれることです。
私は洋服をできるだけ掛けて収納したい派です。
洋服を掛けて収納するメリット
- 畳みジワが付かない
- 洋服が選びやすい
- 目につくのでタンスの肥やしになるのを防げる
- 洋服の数が把握できる
- 洗濯後に畳む手間が省ける
掛けて収納すればアイロンがけ不要!
ですが、収納スペースが狭いので掛けれる洋服が限られてしまいます。
収納スペースが狭いなら洋服を減らすのも一つですが、洋服好きの私にとっては簡単なことではありません。
そんな私の救世主がMAWAハンガー!
MAWAハンガーのエコノミックシリーズは厚さが1cmしかないので、狭いスペースでもたくさんの洋服を掛けることができます。
\こんなにたくさん掛けれます!/
収納スペースは同じでもハンガーを変えただけで今まで以上に洋服が掛けられるようになり大満足です。
畳みメインで収納していた時は奥の方にしまってある洋服は着る機会が少なくなっていましたが、掛ける収納は洋服が一目で分かるので選びやすくなりました。
スタイリッシュなデザイン
MAWAハンガーの推しポイント3つ目は、スタイリッシュなデザインです。
MAWAハンガーに掛かったお気に入りの洋服たちを見るとテンションが上がります。
服好きにはたまらない光景
エコノミックシリーズはいろんなカラーがありますが、私はやっぱり『シルバー』がおすすめです!
よく見るとラメ感がある上品な色味で、どんな色の洋服にも馴染んでクローゼットをかっこよくしてくれます。
大事な洋服だからこそ着てない時もこだわりたい方におすすめです。
洋服が型崩れしない
MAWAハンガーの推しポイント4つ目は、洋服が型崩れしないことです。
プラスチックハンガーを使っていた時は肩部分の布が引っ張られて跡が付いたり、型崩れしてしまうことがありました。
すると、着た時に肩が浮いて不自然になったり、デリケートな素材だと元に戻らなかったりするのがすごく嫌でした。
MAWAハンガーは肩に沿う形なので洋服が型崩れしません。
畳みジワが付かないことは掛けて収納するメリットの一つですが、型崩れしてしまっては元も子もありません。
掛けて収納するなら型崩れしにくいハンガーを選ぶのが超重要です。
幅広い洋服に使える
MAWAハンガーの推しポイント5つ目は、幅広い洋服に使えることです。
私が愛用しているエコノミックシリーズは『30』『36』『40』『46』の4サイズあります。
サイズの目安
『30』キッズサイズ
・ベビー服や子供服向けのサイズ
・サイズ:W 30.5 × H 14.5 × D 1.0 cm
・重量:50g
『36』レディースサイズ
・日本人女性に一番選ばれるサイズ
・サイズ:W 36.5 × H 19.5 × D 1.0 cm
・重量:70g
『40』レギュラーサイズ
・男性から女性まで、シャツからジャケットまで幅広く使えるサイズ
・サイズ:W 40.5 × H 22.5 × D 1.0 cm
・重量:75g
『46』メンズサイズ
・身体が大きい男性向けのサイズ
・サイズ:W 46 × H 22 × D 1.0 cm
・重量:80g
参考:MAWA SHOP JAPAN
私はオーバーサイズの洋服やメンズの古着を着ることがあるので、ハンガーのサイズは『40(レギュラーサイズ)』にしました。
レディースのジャストサイズのトップスからメンズのアウターまで問題なく使えています。
『40』は万能サイズ!
洗濯後の濡れた洋服が掛けれる
MAWAハンガーの推しポイント6つ目は、洗濯後の濡れた洋服が掛けれることです。
MAWAハンガーに似た形や洋服が滑りにくいハンガーは他ブランドでも販売されていますが、濡れた洋服が掛けれないものが意外と多いです。
濡れた洋服が掛けれるMAWAハンガーなら洗濯して乾いたらそのままクローゼットにしまえるので超ラクチン!
ズボラな私には最高すぎる
ただし、ポリ塩化ビニル樹脂がコーティングされていないフック部分は濡れて錆びる可能性があるため注意が必要です。
変形しない
MAWAハンガーの推しポイント7つ目は、変形しないことです。
プラスチックやワイヤーのハンガーだと、丈の長い洋服やアウターなどの重い洋服を掛けると変形してしまうことがあります。
MAWAハンガーを使う前は、重い洋服はプラスチックのハンガーを2本重ねて使っていました。
ハンガーを重ねることである程度変形は抑えられましたが、ハンガーに厚みが出るため掛けれる洋服が減ってしまいました。
また、変形したハンガーに洋服を掛け続けていると、洋服が滑り落ちたり、型崩れの原因になったりします。
MAWAハンガーはしっかりした作りなので、丈の長い洋服やアウターを掛けても変形しません。
着丈134cmの超ロングコートを掛けてもびくともしない!
洋服の丈が長くなればその分当然重くなります。
私が持っている洋服は丈が長いものが多いので、MAWAハンガーは本当に重宝しています。
【補足】浴室乾燥機でも使える
MAWAハンガーは浴室乾燥機でも使えます。
MAWAハンガーの耐熱温度は短時間で70℃、長時間で50℃とされています。
他ブランドで販売されているMAWAハンガー類似の商品は浴室乾燥機で使えなかったり、耐熱温度の記載がない場合が多いです。
私は家に浴室乾燥機がなく、洗濯物は基本室内干しなのでハンガーの耐熱温度は気にしていませんが、浴室乾燥機を使う方にとっては嬉しいポイントです。
MAWAハンガーのデメリット
MAWAハンガーはおすすめのハンガーに違いありませんが、デメリットが全くないわけではありません。
実際に使ってみて微妙に感じたことや悪い口コミに対する私の考えを5つご紹介します。
値段が高い
MAWAハンガーのデメリット1つ目は、値段が高いことです。
私が愛用しているエコノミック40の定価は1本440円(税込)です。
プラスチックハンガーは1本約35円で買えるものがあるので、それに比べれば確かに高いです。
しかし、プラスチックハンガーよりしっかりした作りでメリットもたくさんあるので仕方がないと思います。
ハンガーに限らず質が良いものはそれなりの値段がする!
ただ、持っている洋服が多ければたくさんのハンガーが必要になるので少しでも安く買えるに越したことはありません。
そんな時はまとめ買いがおすすめです。
1本ずつ買うより20本セットで買った方が1本あたりの値段が安くなります。
ちなみに…
楽天市場やAmazonでまとめ買いすれば、定価よりもかなり安く購入できます。
確実に正規品を購入したい方は公式オンラインショップがおすすめです。
回転式のフックが固め
MAWAハンガーのデメリット2つ目は、回転式のフックが固めなことです。
MAWAハンガーの回転式フックは自分でフックを回し、緩めて使う仕様になっています。
エコノミックシリーズはフックが回転するタイプです
フックは360度回転可能ですが、グルグル回転させると緩くなりすぎてしまい元に戻りません。
MAWAハンガー公式オンラインショップで推奨されているのは、『最初はゆっくりと力を加え、90度回転させてまた戻す』という方法です。
また長年使用すると金属の接合部が緩くなりフックが回転しやすくなります。
金属部分の摩耗を抑えるためにはできるだけ回転させずに使用するのが理想…
私はフックが回転しなくてもいい派なので緩めずにそのまま使っています。
フックを回転させて使いたい場合は緩める加減が難しそうです。
重い
MAWAハンガーのデメリット3つ目は、重いことです。
私が愛用しているエコノミック40の重さは1本75gでプラスチックハンガーの2倍以上の重さです。
ただ丈の長い洋服やアウターを掛けてもハンガーが変形しないのは、作りがしっかりしているからこそなので仕方がないと思います。
MAWAハンガーに似た商品の重さをいくつか調べてみましたが、70~80gと大差はありませんでした。
MAWAハンガーが特別重いわけではないってこと!
1本持っただけではそこまで重く感じませんが、まとめ買いすると結構重いのでネットで買うことをおすすめします。
皮革製品には使えない
MAWAハンガーのデメリット4つ目は、皮革製品には使えないことです。
コーティング材の性質上、皮革製品の皮のなめし剤の成分がコーティング剤の成分と反応しハンガーが変色することがあるからです。
ちなみに、リアルレザーだけでなくフェイクレザー(合成皮革)でも変色するのでご注意ください。
実はフェイクレザーの黒色ジャケットを掛けていたら見事に変色してしまいました。
今はフェイクレザージャケットと厚手のコートは厚みのあるプラスチックハンガーに掛けて、それ以外のジャケットやトップスはMAWAハンガーで統一しています。
ハンガーは8~9割方統一されていれば結構まとまって見えるので私は気にしていませんが、ハンガーを全て統一したい方にとっては使えない洋服があるのはマイナスポイントかもしれません。
干しにくい
MAWAハンガーのデメリット5つ目は、干しにくいことです。
「干しにくいのでMAWAハンガーを使うのをやめた」という口コミを見かけたことがあります。
洋服が滑って落ちないというメリットが、人によってはデメリットになってしまうようです。
私の場合は、洋服が滑って落ちる方がストレスなのと、使っているうちに慣れたので干しにくさはあまりデメリットに感じていません。
私の干し方
- 利き手と反対の手を洋服の首から裾に向かって通す
ハンガーを通しやすくするためにしっかり空間を作る
- 利き手でハンガーのフック全体を覆い、ハンガーを洋服の下から通す
金属部分をなるべく濡らさないようにするために手でガード!
- 利き手はハンガー、反対の手は洋服の肩辺りを持ってハンガーを上下小刻みに振る
小刻みに振るのがポイント!
MAWAハンガーの特性上、ハンガーを肩の位置に合わせる時にどうしても洋服が引っかかってしまいます。
ハンガーを振ることで洋服が引っかからずにベストな位置に移動するので、干しにくいと感じた方はぜひ試してみてほしいです。
スラックスハンガーのおすすめポイント
愛用歴3年以上の私が思うスラックスハンガーの推しポイントを4つご紹介します。
跡が付かない
スラックスハンガーの推しポイント1つ目は、跡が付かないことです。
私はトップス同様、ボトムスも掛けて収納したい派ですが、クリップタイプや細めのバーに掛けるタイプは跡が付いてしまうことがあります。
これらの跡はスチームアイロンを使ってもなかなか取れないので厄介です。
私が愛用しているスラックスハンガーはバーにスポンジが付いているので長期間掛けていても跡はほとんど付きません。
極力アイロンがけしたくない私にぴったり!
ボトムスが滑って落ちない
スラックスハンガーの推しポイント2つ目は、ボトムスが滑って落ちないことです。
バーに付いているスポンジが滑り止めの役割も担ってくれるのでボトムスが滑って落ちることがありません。
また、私が愛用しているスラックスハンガーは両端が固定された状態で収納するタイプなのでより落ちにくいです。
ちなみに…
MAWAハンガーでもボトムス用の滑らないハンガーが販売されています。
ボトムスを掛ける部分がポリ塩化ビニル樹脂でコーティングされているため跡は付きにくそうです。
マルチに使える
スラックスハンガーの推しポイント3つ目は、マルチに使えることです。
スラックス以外にもいろんなアイテムを掛けて収納できます。
掛けれるアイテム
- デニム
- スカート
- ベルト
- スカーフ
- ネクタイ
- マフラー など
ベルトやスカーフなどの小物はケースに入れて収納すると探すのが結構大変です。
掛ける場所がたくさんある方は、アイテムごとに分けて掛けて収納すると探す手間が省けます。
たくさん掛けれる
スラックスハンガーの推しポイント4つ目は、たくさん掛けれることです。
こちらは4段タイプのスラックスハンガーですが、1つのハンガーに最大5つのボトムスやファッション雑貨が掛けれます。
私は跡が付くのが嫌なのでスポンジが付いていない一番下の段は使っていませんが、気にならない方は有効活用できます。
スカーフなどの軽いものなら一番下の段でも跡が付かなさそう!
このハンガーは幅をとらないのでクローゼットが狭い方におすすめです。
補足
私は持っているボトムスの数がかなり多いので1つのバーに2~3つ掛けています。
写真では分かりやすいように違う色のボトムスを掛けていますが、実際は色ごとにまとめて掛けています。
片側が外れる仕様なので1つのバーに複数掛けても取りやすいです。
ただし、1つのバーに複数掛けるとかなり重くなりハンガーへの負担が大きくなるのでご注意ください。
メーカーが推奨している使い方ではありません
自己判断でお願いします
私はスラックスハンガーを2つ使っていますがこれを機に買い足しました
ちなみに…
私が愛用しているスラックスハンガーに似たタイプで一番下の段にも滑り止めが付いているものもあります。
こちらのハンガーはスポンジではなくEVA樹脂が使われています
スラックスハンガーのデメリット
スラックスハンガーを実際に使ってみて微妙に感じたことを2つご紹介します。
洗濯後の濡れた洋服が掛けれない
スラックスハンガーのデメリット1つ目は、洗濯後の濡れた洋服が掛けれないことです。
こちらは収納専用ハンガーなので、MAWAハンガーのように洗濯物を干して乾いたらそのまま収納することができません。
これに関しては収納スペースが狭いので仕方がないと思っています。
トップスはそのまま収納できるMAWAハンガーを使用しているのでそこまで面倒に感じていませんが、ボトムスもそのまま収納したい方にとってはマイナスポイントになるかもしれません。
バーの先端に洋服が引っかかる可能性がある
スラックスハンガーのデメリット2つ目は、バーの先端に洋服が引っかかる可能性があることです。
バーの先端はフックに引っ掛けるためスポンジが付いていません。
この金属部分は滑らかに削られていなかったり突起があるものがあり、レースやレーヨンなどの繊細な素材が引っかかりそうでヒヤッとすることがあります。
私は金属部分を手で覆い、洋服が触れないように気を付けながら使っています。
心配な方はマスキングテープを巻いたり、ヤスリで突起を削ったり、ボンドで保護したりと何らかの対策をすると安心です。
またバーの反対側の接続部も滑らかに削られていなかったり突起がある場合があります。
今のところは洋服が破れたり、引っかかったりしたことはありませんが、使用前に手で触って確認することをおすすめします。
まとめ
洋服は着てる時間よりハンガーにかけている時間の方が長いので型崩れしにくいハンガーを選ぶのはとても大切です。
また、収納スペースが狭くて悩んでいる方はハンガーを変えてみることをおすすめします。
収納スペースが狭い場合は洋服を減らすことも一つかもしれません。
でも、可愛い洋服を探したりコーディネートを考えたりすることが好きな私にとっては簡単なことではありませんでした。
ハンガーを変えただけで今まで以上の洋服が綺麗に収納できるようになり、持っている洋服も把握しやすくなりました。
いいことだらけ
みなさんのクローゼットが少しでも快適で使いやすくなれば幸いです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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